CODE:ope24 OS:ALL
DATE:2012/01/17
管理グループをどのように設定してよいか分かりません。
管理グループ設定の仕組みは、Microsoft Excelの[オートフィルタ]の仕組みと似ています。
例えば、PC利用者情報の所属名の設定が以下のようになっていたとします。
| 管理キー | 所属名1 | 所属名2 |
|---|---|---|
| PC1 | A部 | あ課 |
| PC2 | A部 | い課 |
| PC3 | A部 | う課 |
| PC4 | A部 | え課 |
| PC5 | A部 | お課 |
| PC6 | B部 | あ課 |
| PC7 | B部 | い課 |
| PC8 | B部 | う課 |
| PC9 | B部 | え課 |
| PC10 | B部 | お課 |
【例1】
次のように[管理グループ設定]をした場合は

"グループ1"が割り当てられたSiteAdministratorは、所属名1が"A部"である管理キーの情報だけを参照することができます。
| 管理キー | 所属名1 | 所属名2 |
|---|---|---|
| PC1 | A部 | あ課 |
| PC2 | A部 | い課 |
| PC3 | A部 | う課 |
| PC4 | A部 | え課 |
| PC5 | A部 | お課 |
*"グループ1"のSiteAdministratorが参照できる情報
【例2】
また、次のようなグループを作成した場合は

"グループ2"が割り当てられたSiteAdministratorが参照できるのは、所属名1が"B部"で、所属名2が"い課"の管理キーの情報だけです。
| 管理キー | 所属名1 | 所属名2 |
|---|---|---|
| PC7 | B部 | い課 |
*"グループ2"のSiteAdministratorが参照できる情報
【例3】
所属名1に条件を設定せず、所属名2だけに条件を設定することもできます。
以下のように[管理グループ設定]を行なった場合は

"グループ3"が割り当てられたSiteAdministratorが参照できるのは、所属名2が"お課"の管理キーの情報だけです。
| 管理キー | 所属名1 | 所属名2 |
|---|---|---|
| PC5 | A部 | お課 |
| PC10 | B部 | お課 |
*"グループ3"のSiteAdministratorが参照できる情報
例1や例2のように、多くの企業で採用されている階層型の組織構造にあわせ、部ごと(上記の例では[所属名1]ごと)や課ごと(上記の例では[所属名1]ごと)にSiteAdministratorを作成して管理を行なうことができます。
また例3のように、複数の部に共通で存在する課に対して(例えば、各部に存在する業務課に対して)、SiteAdministratorを作成して管理を行なうこともできます。